不動産投資にはトラブルが付き物
不動産投資ではトラブルが付き物と思っていれば問題ないでしょう。会社勤めをしながらも副業としてできることから増加していますが、その反面トラブルの数も増加しています。
マンション投資のメリット
株式投資やFXなどの金融商品にはないメリットが不動産投資にはあります。営業マンにメリットとして謳われたことが場合によってはデメリットになる事もあるので注意しましょう。
安定的な収益
株式投資やFXであれば、大きな収益を一瞬で上げることも可能ですが景気の影響を受けて、一瞬で半減してしまう可能性もあります。それに比べ不動産の価値が半減されることは少なく長期で安定して収益を得ることができます。
節税効果
初年度は登録免許税や不動産取得税など大きな金額を経費として計上することができますが、減価償却費は年数に限度がありますので、永続的な節税をすることはできません。節税効果は実際にあるので、投資を始める前に節税の勉強や相談しましょう。
売却益も狙える
アベノミクスや東京オリンピックなどの効果で物件の価値が上がり売却益が狙える場合もありますが、確実に売却益が得られるかという保証はありません。逆にコロナウイルスなどの影響により世界的な不動産価値が暴落してしまうリスクもあるのはお忘れなく。
不動産投資によくあるトラブル
マンションやアパートなどの不動産投資にはメリットもありますが、トラブルも多いので注意が必要です。
空室が多い
不動産投資は家賃収入がないと成り立ちません。ローンを組んで不動産投資をしている場合での空室は、深刻な問題です。、
修繕費用
経年劣化によって建物の修繕が必要になってきます。大きな物件になればなるほど修繕費も嵩むので注意が必要です。購入する際には築年数や劣化具合なども決める要素として必ず確認するようにしましょう。
家賃滞納
せっかく入居者がいても家賃を支払ってもらえないと収益には繋がりません。督促を行っても支払ってもらえない場合には、弁護士に依頼したりと回収するためには早めの対応が必要です。
金利の上昇
不動産投資をする際、変動金利のローンを組んだ場合に金利が上昇は、高い金利を支払うことになります。家賃を上げて対応することも可能ですが、家賃を上げることによって空室ができてしまう可能性もあります。
不動産投資のトラブル対応策
トラブルにならないためにも事前に解決法を知っておくと最悪の場面でも対応できることがあります。
管理会社を利用する
空室・滞納には管理会社が有効です。空室を出さずに家賃滞納もなくすというのは経験豊富なベテランの大家さんでも難しいことがあります。管理会社を利用することによってリスクを減らすことができます。
入居者の募集
管理会社を利用せずに、オーナー自らが管理すること可能ですが大変な労力がかかります。入居者の募集や家賃滞納の回収は管理会社によって違いますが、3%から5%が一般的な金額と言われています。
家賃保証システム
サブリースという方法ですが、空室があっても一定の家賃が保証される家賃保証システムです。マンションの場合は15%から20%の手数料が必要になるためあまり利用するオーナーはいないようです。